なんでもかんでも。

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鬼●ち●●さんのアルバムを聞いていたらぽわーんと浮かんできました。
相変わらずのヤンデレ村田さん。
この曲ほんっとおおおおに好きです。でりこのラストスマイルと並ぶくらい好き。(並ばせるなと)
来年のカレンダーとか手帳とか選ぶの楽しいですよね…
手帳は100均のを毎年買うのですが、薄くてマンスリーだけでマンスリーの書き込みが多いシンプルでB6のやつってなかなかないというか…
去年だいそうであったやつが今年無くて、しょうがないのでA5のを買いました。
カレンダーはよ/つ/ば/とのを買おうとしたのですが、ばちょんのが出るらしいのでそっちにしようかなぁ…^///^
最近すっかり生です^^
スパークの原稿も全然やってないのでやらねば…。今回は庭球舞台中の人本出します。
相方さんのミサワ絵のクオリティが高過ぎて毎度脱帽です^^たのしみ!
手を伸ばすときみの髪があって、僕はそれだけで胸の奥を疼かせる。
夜中2時のラブレターは、酷く恥ずかしい本音。きみは目を伏せると僕に舌を突き出した。
「…もう寝ろよ」
「だってまだ、眠くないよ」
薄く眠そうに温かい吐息を吐いて、きみは肩まで布団をかける。おなざりに触れた手が、あやすように腕を撫でる。愛してるとかそういうのを言葉にするのはとても難しいのに、こういう事は簡単にできる。さっきまできみをかき抱いていた腕が、今度はきみに抱かれるなんてとても幸せ。
「おれはもう寝るよ」
「じゃあ、僕が寝るまで側にいるよ」
悪魔が来たんだ。夢の中で子供はそう言って切れた指を見せた。トマト畑の脇のバラ園には近づくなとあれほど言われていたのに、彼はそこへ行った。そして盛大に指を傷つけられて、それでも泣かずに家までたどり着いた。
母親はその指をぎゅっと握りしめて、彼が痛がるのを無視して血を出した。悪魔に触れられた血は全て出しきらないといけない。悪魔に乗っ取られたのだ、嘘をつくなんて。
彼はその時初めて泣いた。本当の悪魔は自分の事だったのだと。母親は何でも解っている神様だったのだと。嘘をつくとこんなにも痛く、誓いを破る事こそが痛みなのだと。
…そこまで行って、彼は昔話を辞める。ウイスキーをちょっぴり入れたホットミルクに、はちみつを注ぐ。これが最後の、晩餐だな。
「…」
彼の髪に指を滑らせて、反応が無いので眠りに落ちたのだと判断する。
僕はきみに触れてはいけないなんて、誓わないし、約束もされていない。だから痛みなんて感じなくても良いのに胸が痛い。
好きと言う気持ちだけが一人で走っていってしまう。どうすればいいのか解らなくて、たまに泣いてしまう日がある。
これがただの友達だったとしたら、こんなに苦しい事なんてなかったのかな。
「…ゆうり」
有利はバラでは無いのに。触ってもどこにも棘はないし、血を流す事も無い。きみを愛してると僕はどこの神様に懺悔したら痛みを得て、自分を悪魔だと思えるのか。そんな事を考えては、きみの胸に顔をうずめて、どうしようもなく噛みついて困らせて愛されてぼろぼろになっていく。心が壊れそうで、でもこうして今もきみも側に在って。
きみを一人占めするのが怖い。失くしてしまうのを知っているから。きみを愛するものが、人が、僕を拒絶する。
いや、僕が拒絶してるのかもしれない。
「…ん」
規則的な寝息が僕の安定剤になる。腕も、からだも、全てがここにある。僕の心も、ずっとここに。
深夜2時のラブレターは、酷く苦い本音。
彼だって母親が神では無いと、最後には気付いたんだ。だから僕もきっといつかは。
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