なんでもかんでも。

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なんてことないベルジャン。
つづきからどぞ^^
ハロー、ダーリン。
そちらの空は、ご機嫌いかが?
こちらの空は、ご機嫌斜めさ。
「…ふぅ」
指ですくった雨の雫は支えきれずに前髪の表面を急降下する。途端に見えなくなる世界への舌打ちは心の中だけで、てっとり早くガシっと指で髪をかきあげた。
「うへー、びっしょ濡れ」
濡れネズミなんて似合いすぎて嫌んなっちゃうくらいの大雨。
こっそり抜け出して屋台で買ってきたホットドッグを片手に本部へと戻ろうとしたは良いけど、泣きそうな空の尻尾を誰が踏んづけたのか、はたまた玩具を取り上げたのか、これまたいいタイミングでわんわん泣かれるんだから困ったもんだ。
玄関のマットの上でひとしきりぶるりとやると、かけてあったタオルで顔を拭く。幸い食べ物だけは死守出来たから良かった。来ていた服はハンガーにかけて吊るしとけば問題ナッシング。
雨音が響くのはこの建物が古いせいでは無くて、それほどに酷いっていう。
まぁ、これがアジトであればもっと防音もされていて、そこまで気にはならないんだろうけど。
「取りあえず、コーヒー」
―俺が今いるのは、小さなアパートメント。
数歩歩けば何でもできちゃう小さな俺の部屋。隠れ家だ。
カポを襲名したと言ってもまだまだ未熟な俺は色々とやらない事があるんだけども、まぁそれを律儀にこなしてちゃあ元々少ないオツムがストレスで破裂しちゃうというか。
だからたまにこうしてストレス解消、一人の時間ってのを過ごしにやってくる。
まぁ、それは建前ってやつで、本当はどっかのエロオヤジが盛りたくなった時に使う部屋なんだけども。
「…それを容認してる俺も俺かー」
マグにコーヒーを一杯。ベルナルドのお気に入りの香りがする。眠気覚ましに、気付けに、贅沢に。
ベルナルドってよくコーヒーを飲んでる気がする。
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あ、あれ?( ゚д゚ )
終わらなかったwww続く予定wwwwww
適当なのに、終わらないとかwwwwww
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