忍者ブログ
なんでもかんでも。



[62]  [61]  [60]  [59]  [58]  [57]  [56]  [55]  [54]  [53]  [52
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



コイビト遊戯プレイ中なんですが、主人公の声が瀧川大輔(すず☆ん)で、櫻井って攻略キャラがいる件。
絡みの最中も「櫻井」と名字呼びなので大変によによします。うえへへへへ!!!
早くおにいちゃんルート攻略したいな!ホントに氷河流(グリ☆バ)のボイスがたまらんのです…。あんな声であんなに甘やかすとかたまんねぇ…!!
あとヘルシー太郎(い☆けん)のキャラも相当萌えます。青春^^!
あと本多の声の人がOKAMA役で出てます。頑張りすぎてて爆笑^^
ツイッターでフォローしてるけどきの☆の山ストラップ大杉^^wwwwww

そいやテマリさんをそっとフォローして呟きにレスったらレス返ってきた!
なんかびっくりした^^うれしすですなぁ^^

続きでユリムラユリな小話。



 


どうしてきみの「それ」に、強く惹かれてしまうのだろう。

「―唇なんて、誰にでもついてるのに」
「それは、恋だからじゃないの」
「…そんなのわかってるけどさ」
ぶーたれて反論すると、隣で困ったように頬をかく仕草が目に入る。
「ほら、そんな顔したら折角の男前が台無しだよ」
「男前はどっちだよ、大方おれなんて『可愛い』部類なんだろ」
「…おや、随分謙虚な王様だ」
クスクスと笑ったかと思えば、あやすように左手で頭をなでられた。おれは益々下唇を突き出すと、寄りかかっていたテラスに深く凭れる。
村田に相談したおれがバカだったか。
手に入らないものなんて無いとか思われてる気がしている。
「…村田は恋した事、ある?」
「あるよ」
「なんで一人だけ特別に見えるんだろう」
「それが恋だからだよ」
「でも、すげーせつないよ」
「恋はしなくても生きていけるものだから、簡単に出来ないんじゃないかな。生きるために必要な食べる事、寝る事、息を吸う事とかは不便なく出来るけど、恋はしなくても死ぬことは無いでしょう」
「…それ、村田の持論?」
「いや、今なんとなく言いました」
ばか、と小突くと楽しそうに体を揺らして、村田はおれを見る。
漆黒の瞳と形の良い唇、それらは誰にでもあるものなのに。
「だって渋谷、惚気を真剣に聞いてたら、きっときみの恋人は怒るよ?調子に乗らせるなって」
「…だめだよ、もう調子に乗り過ぎてる」
「確信犯か、前言撤回、悪い王様だね」
「それは親の育て方が悪かったんです」
「渋谷の恋人のしつけが、足りないんじゃないかな」
呆れた顔の村田にそうかも、と笑うと肩を抱いて、そっと覗きこむ。
「馬鹿な犬でも可愛がってくれる?」
「それは勿論」
返事に満足すると、ようやくおれは村田の唇に食い付いたのだった。



(しつけが悪いんじゃなくて、おれがバカだからしょうがないんだよ)

 

 

PR
この記事にコメントする
Name
Title
Color
Adress
URL
Comment
Pass   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
04 2025/05 06
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
フリーエリア
最新コメント
[08/22 きりきり]
[08/15 琴音]
[08/09 NONAME]
[04/16 きりきり]
[03/24 riu]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
きり②
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
P R
忍者ブログ   [PR]