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こっぱげって某おじさんの事ですか!!\(^o^)/
1周年SSのプレゼントの類には微笑ましいものがありましたがベル誕SSは…エロっ…!!
そしてラストにニヤニヤしちゃいました。いいなぁこの二人!
あと続編へのヒント的なものがあるような希ガス。
ロイドとか、お嬢NYとか^^

最近「生き様がズブ」で話題の某曲が個人的にブレイクしてるんですが、ベルナルドで誰か手書きMAD作ってくれないかなぁとか思いました。うざい女装癖変態ロリコンと言われジャンに蔑まれて喜ぶおじさん^^

続きでベルジャンです。ジャンがちょっと黒いような。



よくよく考えると、俺が14歳でハイスクールなんかに通う年齢の時には、ベルナルドは20歳も越えた青年だったわけで。まぁ、お互い片足突っ込んでたトコは一緒だったかもしれないけど。
「だからちょっと感覚がズレてるのかしらねー」
「ん?何の話?」
ふわぁ、とまどろんだ瞳を向けてソファに顔を埋めるベルナルド。夜の始まりに近いこの時間帯に寝ると、夜中に寝れなくなっちゃうよん、と告げると、でも昨日から一睡もしていないんだと返ってきた。
「ったく、また徹夜かよ。寝るなら固いソファなんかじゃなくて、ふわふわベッドの上にしないと。年なんだから腰痛めるぞ」
「酷いなぁ、まだ心配されるような年齢じゃないさ」
じゃあその髪の心配はいいのけ?と喉まで出かかったがやめておいた。あんまり酷い事言うと、傷ついちゃうからな。ジュリオまでは行かなくとも、6つも上のダーリンは寂しがり屋のスネちゃんだから。
「で、何の話?」
「何が?」
「感覚のズレの話」
「あぁ、それね。いやさ、ベルナルドと俺って結構トシ離れてるんだよなーって思ってさ」
「それは俺の愛の力を総集結させたとしても変えられない事実だからなぁ」
何さり気に甘い事言ってやがる。
「ベルナルドって俺の事、どっちかってーと対等には見てないよな。あ、ハニーダーリンの間柄でな」
「ん?」
「わ、腰に抱きつくなっ、転ぶってぇ」
急に抱きつかれて驚きの声を上げる。見降ろすと少し冴えた顔になったベルナルドが、挑発的な視線を向けていた。
「対等には見てるさ。でも、やっぱりジャンは俺の可愛い後輩だったからな」
どうしようもなく可愛いんだよ、と綺麗に微笑まれると、悔しいけど心臓の辺りがきゅうってなる。ティーンエイジャーじゃないんだからって思うけど、好きな奴に優しくされればこうなってしまうのは万人共通なのかもな。
「俺のわがままなら何でも聞くって態度の割には、自分を大切にしないからムカつくんだけど」
「ああ、ジャンのわがままなら叶えてやるぞ?優しくしてって言えば、トコトン優しくしてやる。でもあんまりエロイ顔されると、制御が聞かなくなっちゃうけど―」
言いながら、腰をかがめた俺に合わせて、抱きついていた腕が離れる。一連の動作の様に首に腕をかけられると、膝をついてベルナルドの唇にキスを落とした。
…と、そこまでしてから急に、自分のした事が恥ずかしくなった。なんていうか、別にこーいう流れに持っていきたかったんじゃないというか。
「…ジャン」
「っ、今のはあんまりベルナルドがこっぱずかしい事言うから、黙らせただけだからなっ」
「ジャン、おいで」
「っ、だからー、ああもうっ」
ぎゅっと引き寄せられて体勢を崩すが、ベルナルドを押しのけて睨んでやる。
「俺は怒ってるんだけど!」
「…ジャンに叱られるなんてゾクゾクしちゃうなぁ」
珍しくちゃんと怒ってみたのに、反応がぶっ飛んだものすぎて毒気を抜かれた。ていうか、これはいつものベルナルドじゃない。
「…ベルナルドの時代は無理するのが流行ってたのか?苦労するのも良い事だけど、そんなに根詰めてまでやると禿げるぞ」
「俺が禿げてもハニーは俺の事愛してくれるだろう?」
一番言いたかった事を言ってやると、ベルナルドはめげなかった。まぁ、もう目がとろーんとしちゃってる時点で理解してるかは解らないんだけど。
どうして、こうもへろへろになるまで仕事しちゃうんだか。
俺は頭をかきながら、部屋の外にいた部下に声をかける。
「オルトラーニのダンナがやーっと寝たから、ゲストルームに運んでくれる?でーじょび、後の仕事は俺に引き継ぐわ」
「カポ、ありがとうございます。私達が言っても休憩を取ってくださらないので」
「全く、部下に心配かけちゃあダメだよなあ。ま、俺が言えた義理じゃねーけど」
反応に困ってる部下に笑ってみせると伸びをして、ベルナルドのデスクに向かう。睡眠薬入りのコーヒーを飲ませてまで休ませるとか、ベルナルド以外では想像つかないだろう。そこまでして頑張ってくれるのは嬉しいが、恋人の立場からすれば、ちゃんと休んで、出来るだけ元気で仕事をしてほしい。
「それに、つるっつるになったベルナルドも愛せるかは、その場になってみないと分かんないからなぁ…」
ひとりごちながら着いた椅子の辺りは、ベルナルドの匂いが漂っている気がした。




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