なんでもかんでも。

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すっかり言い忘れてましたがシティ参加してきました!デュラスペです^^
楽しすぎました!買い物的な意味でも、アフターも(^ω^)
色々とまた伝説みたいな、思い出みたいなハプニングもあり、楽しかったです。
私は相変わらずとんでもない格好ではしゃいでました。うふふふ!
あと、もしデュラ関係の本が欲しいって方がいましたらご連絡くだされば詳細送りますー。
いまのところシズイザ中心で2冊出てます^^ナッツさんとの合同です^^
あと1本、novelに追加しました。JBFです。昨年のマオンリーで無料配布したものです。
久々に聞き返したらまたいいなぁ…と聞き惚れてます。
ピアノバージョンの女性ボーカルの歌ってみたが凄く好きです。
続きに有利バージョンを投下してあります。そういやブルーバードもそろそろ更新したいです。何も出来てなくてほんと申し訳ない・・・
大好きだった。
大好きだなんて、どうしてもっと、言葉にしなかったんだろう。
いつだってそう思ってたのに、呼吸をするように、当たり前すぎて気付かなかった。
でも村田は、空気なんかじゃなくて。おれとおんなじ、弱くて、ひとりの、人間。
『知ってたよ』
もう、届かない言葉が溢れて、目頭を熱くさせる。振り切るように下を向けば、それがぽろぽろと零れる。
別に悲しいわけじゃない。苦しいわけじゃない。そう解ってても言い聞かせても、どうにもならない。
だっておれのものだったんだ。それを無くしてしまったんだ。
涙が出るなんて、しょうがないことなんだよ。
『…さよなら』
お互いの道を、お互いの夢を、どうかしっかりと見据えて追いかけていこう。
指先に残る温かなぬくもりは、もう、この手にはないけどさ。それを取り戻すいつかもないけど、だけど。
おれ達の歩んできた今までは、おれと村田だけのものだ。
それは永遠に、変わらない。
「…っ」
ふいに震えた携帯のメロディは、村田の存在を知らせない。ポケットに手を入れれば、ちゃら、と鳴る音。
『ほら、渋谷の指にピッタリだろ?』
『ごめん、こういう事してみたかったんだ』
『案外ロマンチストなんだよ、僕』
『…ずっと、僕は有利を愛してる』
『どれだけ一緒にいたと思ってる?』
『…そうやって、困らせたくないよ。僕は、わがままだ』
ざわ、と溢れたコップの水みたいに、色んな思い出が蘇って胸を浸した。シルバーリングはさっき、村田に返したのに。
…あんなに嬉しそうに、おれにプレゼントしてくれたのに。
どうしておれは、もっともっと、村田を大切に出来なかったんだろう。
色んな言葉が蘇る。蘇っては全部、あったかい笑顔に変わる。
そばにいた、たったひとりの。おれの。おれだけの。たいせつな。だいすきな。あいしてた。ぜんぶ。ぜんぶ。
それが全部、零れて、散って、無くなってく。
「…むらたぁっ…」
もう、その呼びかけに応えてくれる声も、困ったような笑顔も、ここには無い。
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